先生、ありがとう。またね。
高森キリスト教会の宣教師、ユーレラ・スプア先生が、昨日亡くなられました。
86歳のご生涯でした。
60年前の戦後間もないころ、戦争で荒んだ日本人の心にキリストの愛を伝えるため、
カナダより来日され、神様に自分の人生の全てを捧げ、
日本人の為に、ご奉仕し続けてくださいました。
いつも笑顔で、時には母のように、時には姉のように、
誰にでもわけ隔てなく接してくださっていた姿を、
みんな、けっして忘れることはないでしょう。
本当に、数えきれない人たちが、スプア先生から愛をうけ、
先生を通して、沢山の人が救われました。
「私のお葬式の時は、大好きな神さまのもとに帰ったのだから、
泣いたり悲しんだりせず、みんな、派手な服を着て来て、一緒に喜んでね。」
とおっしゃっていた先生。
今日は、ちいさなお別れの会がありましたが、私も普段着で出席しました。
先生の好きだった讃美歌や聖歌を歌い、みんな、ちょっぴりの涙と笑顔のお別れでした。
先生らしく、ご遺体は、遺言通り、大学医学部に献体されました。
最後の最後まで、日本人の為に尽くして下さった先生に、心より感謝申し上げます。
また、いつかお会いできる日を楽しみにしています。
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