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この路地の先に・・その15

2009年11月13日





昨日、教会前で出会った日本人バックッパッカーの女性Sさんと三人で
夜の12時にバレンシア駅から夜行列車に乗り、グラナダへ向けて出発した。

8人乗りのコンパートメントに6人が乗り込み、なんだかうるさくて私は一睡もすることが出来なかった。
でもそのお陰で、みんなが夢の中にいる間、広大な畑の向こうから昇るうつくしい朝日を
独り占めすることができた。

朝10時50分にグラナダに到着。
この日は、ジプシーのサクロモンテの丘を上り、アルバイシンの迷路をサンニコラス広場を探しながらさまよい歩いたのですっかり疲れてしまったが、
この広場から見たアルハンブラ宮殿は、シエラネバダの山を背景に堂々とした佇まいを見せていた。




今日アンダルシア地方に入り、やっと私たちがイメージしていた、眩しい太陽、白い壁とパティオの家といったスペインらしい風景にたくさん出会う事が出来た一日だった。







次の日いよいよ憧れのアルハンブラ宮殿へ。




アルハンブラ宮殿は、今まで見てきたカソリック教会建築とはまったく異なる建造物だった。これがアラブか。

次回へつづく・・・。